音色をコピーすればテンション爆上がり
世に流れてる音って複雑で繊細で同じ音を再現するというのは難しいものですよね。
ステキな曲だ。コピーしたい。と思っても複数の音の重なりで出来ているので、コピーが思ったものにならなくて結局わかるのはメロディとコード止まり。
しかし、プロのように楽器やエフェクトが複数あるわけじゃないし…
さらに、自分が複数いるわけじゃないから同時にいろんな音を出すなんてできないし…
いや、できるな。
この令和のご時世、パソコンひとつバンドから和楽器からオーケストラから、いろんな音が出せる便利なものがあるじゃないか!!(※令和の前からある)
それは!DTM!(DeskTop Music)
パソコンで楽曲制作をすればギターの練習しなくていい!…いや、いろんな音が出せて耳コピもはかどるぞ!!!
DTMとは
最近はスマホでも簡単に音楽制作ができるので「デスクトップ」ミュージックと名前がイコールになりにくいのですが、パソコンで音楽制作することを日本ではDTM(DeskTop Music/デスクトップミュージック)といいます。
そして、それとよく混同されがちなのが「DAW」(ディ・エー・ダブリューとかダウと読む)というものがあります。
こちらはDTMで使うソフトの事です。
スマホでもDTM
最近はスマホでもDTMができるようになりました。
iPhoneに最初から入っている「GarageBand【ガレージバンド】」はとても優秀なDAWアプリです。
お持ちのスマホがiPhoneでなくてもインストールすることもできますのでご安心を。しかもこちらのアプリは無料!このクオリティが無料って本当にすごい時代になりました。
GarageBand
Apple無料posted withアプリーチ
耳コピで重要な事は自分の中の音と出した音がどれだけ近いか
実はロック畑出身の私。
昔、コピーしたい曲があって、買ってきたばかりのギターでタブ譜を見ながら弾いてみたけど、音が全然違うと思ったのです。
私が購入した「初めてのギターセット」にはアンプが付いていましたが、そのアンプはただ音を大きくするもので、ロック特融のひずんだ音を出すことが出来なかったのです。
こんなの↓
その後に「エフェクター」という音を変える専用の機械が必要だということを知るのですが、
「なんだこれ?壊れてるのかな?」と思ったものです。
そんなギターの音を変えたり、音を揺らしたり、そんな機械が DAWには搭載されています。
さらに、ギターだけでなく、ドラムも三味線もヴァイオリンもどんな音でも出すことができるのがDAWのすごさの一つだと思います。
【例↓ DAWでいろいろな音色で音を出してみた】※再生すると音が出ます。
家にはギターとキーボードしかないのですが、DAWソフトを使うと、複数の楽器を手にすることができます。
自分は一人しかいないけど、これで自宅に居ながら一人バンド、いや、一人オーケストラ演奏も可能になりました。
一番体にしみ込んだ音は?
バンドを始めたころに聞いていたロックよりも、テレビ番組で見ていたポップスよりも、何度も聞いて体にしみ込んだ音が私にはありました。
それは、ファミコンの音です。
ゲームミュージックは無意識にそして何度も何度も聞いていた音(曲)です。
耳コピ本を読むと、まずはコピーしたい曲を口ずさめるようになるまで聞こう!とお題が出るものがあります。
楽器で再現よりも先に、歌(自分の声)でその曲を再現出来てようやくスタートです。とのことです。
だから何度も聞いたことのある曲なら耳コピもできるだろうと思いました。
そう、子供の頃、何度も聞いたゲームのBGMはフンフンフン~と歌えます。
さらに、ファミコン音源は音数が少ない。
昔のファミコンは4つの音しか出せなかったのです。
つまり、ドラム、ベース、メロディのこれくらいしか音が無いから混乱しないし聞き取りやすい。
これこそ ファミコンの曲こそ、耳コピ初心者にとって最適の練習音源ではないでしょうか?
magical 8bit plug 【マジカル エイトビット】
【注意】このプラグインはスマホアプリには入らないのでパソコンのDAWソフトが必要になります。
パソコンのDAWソフトででファミコンの音と同じ音が出せるプラグイン(後から足して使う便利アイテムのようなもの)があるのです。
その名も
magical 8bit plug 【マジカル エイトビット】
これを使って先ほどの曲を再生してみました。※再生すると音が出ます。
完全にファミコンの音です。
ファミコンの音は「Pulse波」「Triangle波」「noise派」からなる三つの音で作られていて、「Pulse波」にも音色が3つ用意されてあります。その「Pulse波」3つと「Triangle波」を使って音を出してみました。
普通の曲をファミコンアレンジにしてもテンション上がるし、昔聞いたあの曲をほぼ完全再現できると思うとわくわくが止まりません。
これからDTMのmagical 8bit plug 【マジカル エイトビット】をつかってどんどん耳コピをしていこうと思います。
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